脇差携え暗き道
ひとつひとりの影姿
ふたつふゆりと佇まい
みっつ
身の毛が弥立つ笑み
よっつ
幼児を抱いている
いつつ
こやつは妖かしか
むっつ
無心で刀抜き
ななつ
亡くなれ二人とも
やっつ
やみくも振り落とし
ここのつ
ころりと落ちた首
とうとこちらを
笑い見る
亡霊歌いし数え唄
あ彷徨える贋物の
淋しげな魂
あ夢陽炎蜃気楼
憂うより
君の笑顔を数えよう
部屋に潜んだ
妖かしを
捕らえ
斬るのもまた一興
ひとつ人身を斬った夜
ふたつ
震えが止まらない
みっつ
耳元残るのは
よっつ
妖異な笑い声
いつつ
いつまで続くのか
むっつ
無惨に朝迎え
ななつ
亡骸探したが
やっつ
奴らの気配なし
ここのつ
苔の生い茂る
とう灯籠が横たわる
どこからともなく
聞こえるは
亡霊歌いし数え唄
あ泡沫の仇桜
物憂げな魂
あ儚くも迷い花
掴めぬ君の影
あ彷徨える贋物の
淋しげな魂
あ夢陽炎蜃気楼
憂うより
君の笑顔を数えよう
あ泡沫の仇桜
物憂げな魂
あ儚くも迷い花
掴めぬ君の影
あ彷徨える贋物の
淋しげな魂
あ夢陽炎蜃気楼
憂うより
君の笑顔を数えよう