あの雲の隙間から
流れる貴方の
血と温もり
叶う事のない夢を
聞かされ続けた
人形のわたし
降り注ぐ雨に撃たれ
雨は嫌いと心で
唱え続けても
濡れ髪に香る
そのおぞましき
温もりは
消える事はない
嘆きのオルゴヲル
足を伝う
雨のような血が
まるで蛇のように
絡み付いてわたしから
あなたから
離れようとは
雲に咲く花をください
わたしは眠るために
雲に咲く花をください
この手首を切り裂いて
雲に咲く花をください
貴方の心に
雲に咲く花をください
烙印を
同じ空の下にいる
貴方を
忘れるために
わたしはこの血だまり
の中で
眠る
血だまりの中に眠る花
雨は
打ちつける
いつまでも
そう
晴れることはない
罪を重ね
日々濁る血の声が
真実を嘘と
摺り替えながら
わたしから
あなたから流れてゆく